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三幸エステート株式会社は10月15日、2021年9月30日時点の東京エリアにおけるオフィスマーケットレポート10月号を公表しました。

（東京23区の空室率）

調査は、1フロアの面積が200坪以上の大規模ビル、100坪以上200坪未満の大型ビル、50坪以上100坪未満の中型ビル、20坪以上50坪未満の小型ビルに分類されています。

また都心5区とは、千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区のことです。

9月30日時点の東京23区における空室率は、以下のようになりました。

大規模ビル：3.96％、前月比0.47ポイント増
大型ビル：3.98％、同0.19ポイント増
中型ビル：6.08％、同0.19ポイント増
全体平均：4.41％、同0.35ポイント増

大規模ビルは前月比2か月連続上昇、大型ビルは反転上昇、中型ビルは19か月連続の上昇で72か月ぶりに6％を上回りました。全体平均では、18か月連続の上昇となりました。

都心5区については、以下のとおりです。

大規模ビル：3.97％、同0.47ポイント増
大型ビル：3.96％、同0.16ポイント増
中型ビル：6.63％、同0.28ポイント増
全体平均：4.48％、同0.35ポイント増

大規模ビルは14か月連続上昇、大型ビルは反転上昇、中型ビルは19か月連続上昇しました。全体平均では、18か月連続の上昇でした。

東京23区における坪当たりの募集賃料(共益費込)は、以下のとおりです。

大規模ビル：26,282円、前月比0.28％減
大型ビル：20,217円、同0.06％減
中型ビル：17,360円、同0.33％減
小型ビル：15,572円、同0.50％減
全体平均：18,586円、同0.17％減

大規模ビルは14か月連続下落、大型ビルは反転下落、中型ビルは5か月連続下落、小型ビルは3か月ぶりに下落しました。全体平均では、下落に転じました。

都心5区については、以下のとおりです。

大規模ビル：28,649円、同0.31％減
大型ビル：21,693円、同0.20％減
中型ビル：18,510円、同0.31％減
小型ビル：16,297円、同0.59％減
全体平均：19,668円、同0.22％減

大規模ビル・大型ビルは反転下落、中型ビル・小型は5か月連続下落とすべてで下落しました。全体平均は、反転下落となりました。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はニュースリリースより）


▼外部リンク

三幸エステート株式会社のニュースリリース
https://www.sanko-e.co.jp/data/tokyo/