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株式会社不動産経済研究所は7月19日、2021年上半期(1～6月)の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。

2021年上半期近畿圏マンションの新規発売戸数は、以下のようになりました。なお、「―」は発売無しなどにより比較が不可能なことを示します。

近畿圏：8,373戸、前年同期比58.0％増
大阪市：2,963戸、同22.5％増
大阪府下：1,925戸、同97.0％増
神戸市：1,149戸、同105.5％増
兵庫県下：1,187戸、同145.2％増
京都市：690戸、同230.1％増
京都府下：87戸、―
奈良県：51戸、同80.1％減
滋賀県：280戸、同3.3％増
和歌山県：41戸、同67.2％減

非常事態宣言などにより大きく落ち込んだ前年上期からの反動により、ほとんどのエリアで前年同期比2桁以上の大幅増となりました。

新規発売戸数に対する契約率は、以下のとおりです。

近畿圏：73.0％、同2.5ポイント増
大阪市：81.1％、同4.8ポイント増
大阪府下：68.7％、同2.5ポイント増
神戸市：63.1％、同5.2ポイント減
兵庫県下：63.3％、同4.0ポイント増
京都市：76.8％、同16.5ポイント増
京都府下：70.1％、―
奈良県：58.8％、同20.9ポイント減
滋賀県：93.6％、同27.2ポイント増
和歌山県：65.9％、同15.5ポイント増

近畿圏平均は、11年連続70％を超えています。

平均価格は、以下のとおりです。

近畿圏：4,360万円、同8.3％増
大阪市：4,220万円、同16.8％増
大阪府下：4,726万円、同2.4％増
神戸市：3,579万円、同7.6％減
兵庫県下：5,123万円、同4.3％増
京都市：4,198万円、同6.4％減
京都府下：4,702万円、―
奈良県：4,333万円、同2.8％増
滋賀県：3,691万円、同7.3％減
和歌山県：3,670万円、同0.6％増

近畿圏の平均価格は、前年同期比4年連続の上昇で1992年以来の高値となりました。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
https://www.fudousankeizai.co.jp/