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ブランディングテクノロジー株式会社は24日、売主がどのように不動産会社を選んでいるかを明らかにすべく、「不動産売却についての意識調査」を行い、その結果をとりまとめて公開しました。

2015年の相続税改正により、納税対象者が増加、相続問題がより多くの人にとって身近な問題となっています。昨今においては、急速に進む社会全体の高齢化や人口減少といった問題もあり、今後はさらに所有する家や土地など、相続を経て手放す決断をする人も増えてくると考えられます。

実際に相続資産額が上昇し、相続市場の増加も顕著になっているため、相続に伴う物件売却は、不動産市場としても注目すべきポイントとなっています。今回の調査は、そうした社会背景を踏まえ、全国の2,465人を対象に、インターネット・アンケート方式で実施されました。

・不動産会社の選定でホームページを参考にした
はい：50.2％（209人）
いいえ：49.8％（208人）

まず、過去に不動産の売却を経験したという417人を対象に、不動産会社を選ぶ際、ホームページを参考にしたかどうか尋ねたところ、「はい」と回答した人は50.2％で、「いいえ」の49.8％をわずかに上回りました。

全体の傾向として、知人や紹介など不動産会社へのつてがそもそもある人は、ホームページを閲覧することなく選定していましたが、それ以外の人の場合、大半の人がホームページを参考にしており、インターネット情報の重要さがあらためて浮き彫りになっています。

・不動産会社の選定で最も参考にした情報
口コミ／知人へ相談：33.1％
不動産会社のホームページ：31.1％
査定サイトなどのWeb媒体：15.1％
銀行・税理士の紹介：11％
その他：9.7％

不動産会社を選ぶ際に、最も参考とした情報が何か尋ねた結果では、「口コミ／知人へ相談」が33.1％と全体の約3分の1を占め、トップになりました。2位は僅差で「不動産会社のホームページ」の31.1％です。

多くの人が知人の意見を参考にしていますが、信頼できるそれが得られない人を中心に、ホームページ情報が重視されていることがこちらからも分かりました。3位には「査定サイトなどのWeb媒体」が15.1％でランクインし、こちらも手軽にネット上で入手できる情報として、頼りにされているとみられます。

なお「銀行・税理士の紹介」は11％、「その他」が9.7％でした。業界に詳しいプロに尋ねる人は意外に少なく、入口はネットからという人がかなり増えているようです。

・不動産会社を選んだ際の決め手
提示された査定金額：24.4％（51人）
担当者の対応・印象：23.9％（50人）
会社の知名度：14.4％
口コミ・相談：12.4％
自宅からの距離：8.1％

最終的に売却を依頼する先として、不動産会社を選んだ決め手のポイントは何か、複数回答可で尋ねたところ、「提示された査定金額」が最多回答で24.4％と、およそ4人に1人が該当していました。

これに0.5ポイント差と、僅差で続いたのは「担当者の対応・印象」です。売却の金額が気になるのはもちろんですが、動く金額も大きい大事な資産を取り扱うこととなるため、それを委ねる人として信頼できるか、担当者の印象や手腕を重視する人が多くみられました。

以下は「会社の知名度」が14.4％、「口コミ・相談」の12.4％、「自宅からの距離」の8.1％などと続きます。

・どちらの不動産会社を選ぶか
売却の確実性は高いが知名度の低い会社：89.1％
売却の確実性は低いが知名度の高い会社：10.9％

選びたい不動産会社として、「売却の確実性は高いが知名度の低い会社」と、逆に「売却の確実性は低いが知名度の高い会社」のどちらが良いか尋ねた結果では、前者が89.1％と圧倒的多数を占めました。売却依頼先に会社の規模は関係ないと考える人が非常に多いと分かります。

もちろん高く売れることも重要ですが、確実に成約まで導き売却を完了させてくれる会社、しっかり最後までサポートしてくれる信頼性の高い担当者とその会社が強く求められているといえるでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

ブランディングテクノロジー株式会社　プレスリリース
https://www.branding-t.co.jp/news/pr202009/