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生活情報誌『オレンジページ』を発刊する株式会社オレンジページは6日、日鉄興和不動産株式会社が運営するシングルライフの暮らしと住まいに関する研究所「プラスワンライフラボ」と共同で、ひとり暮らしのための「夢のキッチン」を実現するプロジェクトを展開したことを明らかにしました。プロジェクト資料となるユーザーの声やアンケート資料が公開されています。

アンケートは、『オレンジページ』の読者モニター「オレンジページメンバーズ」で、国内に在住する男女を対象として、2018年5月9日～5月13日にかけてインターネット調査方式で行われました。有効回答数は1,160人となっています。

・自宅キッチンの不満点
作業スペースがない・狭い：46.1％
キッチン全体のスペースが狭い：38.6％
収納が少ない：28.7％
収納が使いづらい：24.4％
汚れが取れにくい：22.7％

現居住住居にあるキッチンについて、どんな不満点があるか複数回答可で選択してもらったところ、トップは「作業するスペースがない・狭い」の46.1％でした。2位には「キッチン全体のスペースが狭い」が38.6％で入っており、いずれも“狭さ”が意識されています。

3位には「収納が少ない」が28.8％でランクインし、4位に「収納が使いづらい」の24.4％が続きました。狭さに次ぐ不満点は、収納面にあると分かります。5位は「汚れが取れにくい」の22.7％で、手入れのしやすさも強く求められていることが明らかになりました。

・具体的な困り事
コンロ横が狭く鍋が置けない
作業台が狭く料理をのせておけない
収納の奥まで使いやすくしたい

アンケートに先立ち、オンラインコミュニティサイト「オレンジページサロンWEB」で、キッチンにおける困り事を教えてほしいと投稿を募ったところ、やはり狭さをあげる声は多く、コンロ横に十分なスペースがないため熱い鍋を置いておくことができないといった声や、作業台が狭いために作った料理をのせておけず困っているといった声があったとされています。

また、「収納の奥にあるものを見やすく、取りやすくしたい」というコメントなど、収納面の悩みも多数投稿されたとのことでした。

・キッチン料理における重視点
効率よく料理できる：74.6％
お手入れ・掃除が楽：69.8％
効率よく収納できる：56.4％
短時間で料理できる：45.5％
楽しく料理できる：40.9％

続いて、キッチンを使って料理をする際に重視していることを複数回答可で選択してもらうと、「効率よく料理できる」が最多の74.6％と、約4人に3人の回答率になり、効率重視の傾向が浮かび上がりました。毎日の生活に密着したことだからこそ、効率よく済ませたいニーズがうかがわれます。

2位は「お手入れ・掃除が楽」の69.8％、3位が「効率よく収納できる」の56.4％でした。清潔感を保ちたい一方、使えば汚れが目立ち、油汚れなど落としにくいものも多いキッチンだけに、楽な手入れで済む仕様へのニーズも高くなっているようです。また、素早く綺麗に収納でき、必要に応じてすぐ取り出せる収納の利便性も強く求められています。

・グリルは必要か
ほとんど使わない：58.8％
週に1回以下の利用：25.8％

魚焼きグリルの必要性については、現在のキッチンについている人を対象として、アンケートをとったところ「ほとんど使わない」人が約6割の58.8％で、「週に1回以下」しか使わない人も多く、この2つの合計は84.6％にものぼっていました。

限られたスペースになるひとり暮らしのキッチンでは不要と考える人も少なくなく、また使わない理由として、グリル掃除はとくに大変だからという声も複数みられたと報告されています。

ワークショップでは、作業スペースの十分な確保と手入れのしやすさに加え、必要なときにすぐ取り出せてデッドスペースをなくすような収納設備、さらにレシピを見ながら調理できるよう、料理本やスマートフォンをうまく置ける棚などを求める声もあがっています。

これらスペックを備えた、狭さを感じさせない効率性に優れるキッチン設備が、ひとり暮らし向け物件においても、不動産価値を高めると考えられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社オレンジページによるプレスリリース（アットプレス）
https://www.atpress.ne.jp/news/200250