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マンションの購入・売却検討者に向けた総合情報サイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト株式会社は11日、マンション入居者を対象とする管理会社満足度調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

入居者の生の声を聞くことを目的としたランキング調査で、2009年から行われていますが、大規模マンションの理事経験者に対する調査なども加え、充実した内容となっています。調査としては、今回で11回目となりました。

調査実施期間は2019年7月17日～8月7日、インターネット調査と郵送調査の両用で、「住まいサーフィン」会員25万人の内、マンション購入済みの入居者や、全国の大規模マンション理事長などを対象とし、2,266の有効回答を得ています。

管理人、管理会社、コスト、サービス・イベント、全体満足度、推奨度の観点から評価を行い、総合満足度においては「全体満足度」を1.25倍、「推奨度」を0.75倍した平均値から算出するものとしました。

・管理会社全体満足度ランキング
1位 野村不動産パートナーズ：71.9点（前年1位）
2位 三井不動産レジデンシャルサービス：71.5点（前年2位）
3位 東京建物アメニティサポート：67.4点（前年4位）
4位 穴吹コミュニティ：66.5点（前年11位）
5位 住友不動産建物サービス：65.9点（前年3位）
6位 長谷工コミュニティ：65.7点（前年10位）
7位 三菱地所コミュニティ：64.3点（前年7位）
7位 伊藤忠アーバンコミュニティ：64.3点（前年5位）
9位 東急コミュニティー：63.5点（前年13位）
10位 近鉄住宅管理：63.1点（前年18位）
10位 住商建物：63.1点（前年9位）

管理会社の全体満足度ランキングでは、「野村不動産パートナーズ」が71.9点という高得点でトップになりました。次ぐ2位は僅差の71.5点を記録した「三井不動産レジデンシャルサービス」です。いずれも前年の1位、2位と同じで、トップ2は安定の2社となりました。

野村不動産パートナーズは、管理人、管理会社の業務遂行に対する評価が全項目で1位または2位と高く、総合力でも全体満足度と推奨度の両得点が1位と優れた評価を受けていました。今回のトップ獲得で、同社は11年連続の1位に輝いています。

三井不動産レジデンシャルサービスも、管理人や管理会社に対する評価と、全体満足度、推奨度で支持されました。3位は「東京建物アメニティサポート」で、管理人に対する個別評価で前回調査より全項目で高い評価を得るなど躍進、全体満足度、推奨度もアップさせて順位をひとつ上げています。

前年調査で3位だった「住友不動産建物サービス」は5位に落ち、4位には「穴吹コミュニティ」が11位から大幅なランクアップを遂げて入りました。6位の「長谷工コミュニティ」、9位の「東急コミュニティー」、10位の「近鉄住宅管理」もそれぞれ前年より順位をアップさせました。

総合満足度の全体平均は63.0点で、トップ10内はこれを上回る値になっています。

・管理戸数10万戸未満企業の満足度ランキング
1位 東京建物アメニティサポート：67.4点（前年1位）
2位 近鉄住宅管理：63.1点（前年7位）
2位 住商建物：63.1点（前年3位）
4位 モリモトクオリティ：62.8点（前年2位）
5位 双日総合管理：62.2点（前年5位）

管理戸数が10万戸未満の企業に限定した総合満足度ランキングでは、「東京建物アメニティサポート」が、前年調査に続き1位を獲得しました。ポイントも67.4点と、唯一60点代後半の高得点になりました。

2位には「近鉄住宅管理」と「住商建物」が63.1点の同点でランクインしており、近鉄住宅管理は前年7位からの大幅躍進となっています。前年4位の明和管理が7位でトップ5から外れたものの、それ以外では顔ぶれに大きな変化はなく、順位で前年2位のモリモトクオリティが4位に転落した程度でした。

・理事経験者による満足度ランキング
1位 三井不動産レジデンシャルサービス：70.3点（前年3位）
2位 野村不動産パートナーズ：69.9点（前年2位）
3位 東京建物アメニティサポート：68.0点（前年8位）
4位 住友不動産建物サービス：67.8点（前年11位）
5位 長谷工コミュニティ：67.7点（前年9位）
6位 合人社計画研究所：66.4点（前年13位）
7位 穴吹コミュニティ：66.1点（前年データなし）
8位 三菱地所コミュニティ：65.8点（前年6位）
9位 東急コミュニティー：64.2点（前年15位）
10位 伊藤忠アーバンコミュニティ：64.1点（前年1位）

大規模マンションの理事経験者を対象とした満足度調査では、トップが「三井不動産レジデンシャルサービス」の70.3点で、前年3位から上昇、初の1位獲得となりました。2位は前年と同じ「野村不動産パートナーズ」で、69.9点を記録しています。

前年1位だった「伊藤忠アーバンコミュニティ」は10位に転落し、今回は64.1点にとどまりました。全体の平均満足度は62.0点だったため、これを2.1ポイントはなお上回っていますが、やや評価が低下しているようです。

一方、住友不動産建物サービスや合人社計画研究所、穴吹コミュニティ、東急コミュニティーなど、前回はトップ10圏外であった企業が、新たにランクインする傾向が目立ち、やや変化の激しい結果となりました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

スタイルアクト株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000007875.html