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【pickupニュース】働く女性の資産運用、不動産投資は経験者少数も今後やってみたいと関心を示す割合が高め

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UOCCが働く女性における投資のリアルを調査
女性向けメディア「Spicomi」の運用やWebマーケティングコンサルティング事業などを展開する株式会社UOCC(ウォーク・以下、UOCC)は16日、働く女性の資産運用や投資の実態を探るアンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、2021年8月11日~8月15日の期間、全国の働く女性を対象にインターネット・アンケート方式で行い、304人から有効回答を得たものとなっています。回答者の年齢は21~49歳、平均年齢が34.2歳で、既婚者は全体の47.7%、独身者が52.3%でした。

・平均年収と勤務形態
【勤務形態】
正社員:61.8%
契約社員:14.1%
フリーランス:5.6%
アルバイト:18.4%

【平均年収】
全体平均:322万円
正社員:377万円
契約社員:283万円
フリーランス:341万円
アルバイト:163万円

回答者の年収と勤務形態を調査すると、「正社員」が61.8%で最も多く、次いで「アルバイト」の18.4%、「契約社員」の14.1%となりました。独立して「フリーランス」となっている人は5.6%です。

全体の平均年収は322万円で、それぞれの勤務形態別でみると、正社員が最も高い377万円、一方、最も低いアルバイトでは163万円と、両者の間には200万円以上の開きがありました。

・現在の貯金額
全体平均:343万円
正社員:376万円
契約社員:193万円
フリーランス:813万円
アルバイト:202万円

現在の貯金額はいくらか尋ねた結果では、全体の平均が343万円でした。勤務形態別にみると、フリーランスが際立って高く、813万円となり、人数としては少数ながら全体平均を引き上げる要因になっています。

平均額が最も低いのは契約社員の193万円でした。年収は低いものの、貯金額では200万円台になり、契約社員の平均を上回ったアルバイトについては、一部に多額の貯金を持つ人がみられ、平均を押し上げていたことが報告されています。

・現在の金融資産額
全体平均:550万円
正社員:604万円
契約社員:250万円
フリーランス:1,444万円
アルバイト:329万円

保有する金融資産金額については、全体平均が550万円となりました。こちらも貯金額と同様、少数のフリーランスの人が多額の資産を保有していたため、平均で1,444万円を記録、全体を引き上げる結果となっています。

契約社員とアルバイトにも貯金額と似た傾向がみられ、アルバイトで働く人が329万円、契約社員は250万円と、平均年収とは逆の順位になっていました。

投資を行わない主な理由は知識不足と怖さ、不動産投資には関心ありも参入ハードルの高さが押し下げ要因か
・現在の投資状況
投資を行っている:58.9%
投資は行っていない:41.1%

【投資実行者】
平均年収:359万円
平均貯金額:467万円
平均金融資産額:799万円

【非投資実行者】
平均年収:270万円
平均貯金額:165万円
平均金融資産額:194万円

現在、投資を行っているかどうか全員に尋ねたところ、行っている人は58.9%、行っていない人は41.1%で、およそ6割対4割という結果になり、やや投資に取り組んでいる人の方が多いと分かります。

このそれぞれについて平均年収や貯金額を比較すると、投資に取り組んでいる人の方がいずれも高い傾向にありましたが、とくに貯金額や保有する金融資産額では差が大きく、貯金額で約300万円、金融資産額で600万円程度の開きがみられています。

・経験のある投資
株式投資:29.6%
つみたてNISA:29.6%
投資信託:28.9%
iDeCo:13.2%
NISA:13.2%
FX:7.2%
外貨預金:5.6%
仮想通貨:5.6%
国債:3.6%
ロボアドバイザー:3.3%
REIT:2.0%
金投資:1.3%
不動産投資:1.0%
ソーシャル レンディング:1.0%
先物取引:0.0%

投資を行ったことがある人に、具体的にどんな投資の経験があるか尋ねたところ、最多は「株式投資」と「つみたてNISA」の29.6%でした。これに続くのが「投資信託」の28.9%で、4位は「iDeCo」と「NISA」の13.2%です。

トップ5には、古くから身近な投資として認知度が高い株や投資信託、そして政府がサポートしているNISAやiDeCoが入っています。最近、話題と注目を集める「仮想通貨」や「ロボアドバイザー」などの投資を行っている人も、それぞれ5.6%と3.3%にみられました。

不動産関係では「REIT」が2.0%、「不動産投資」が1.0%で、いずれも下位に沈んでいます。

・今後やってみたい投資
つみたてNISA:36.5%
iDeCo:31.3%
株式投資:27.0%
投資信託:21.7%
NISA:18.8%
FX:12.8%
不動産投資:9.2%
国債:7.6%
仮想通貨:7.2%
金投資:4.6%
外貨預金:4.3%
REIT:3.3%
先物取引:1.0%
ロボアドバイザー:0.3%
ソーシャル レンディング:0.3%
とくにない:16.8%

今後やってみたい投資について尋ねると、トップは「つみたてNISA」の36.5%で、2位が「iDeCo」の31.3%でした。トップ2がとくに人気が高くなっているものの、トップ5は取り組んだことのある投資と同じ顔ぶれで、やはり身近で認知度の高い投資が占める結果になりました。

しかし、ここで注目されるのが「不動産投資」です。取り組んだことのある人は、わずか1.0%でしたが、今後やってみたいと関心を示す人は9.2%と約1割にのぼり、全体順位も7位とジャンプアップしています。国債や話題の仮想通貨などをも上回る結果で、チャンスがあれば取り組んでみたいと考える人が多いと分かりました。

資産性や、長く不労所得を得られるもとになるものとして魅力が感じられているのかもしれません。実際に取り組んだ経験のある人との差が大きいのは、初期投資に必要となる金額が大きく、参入ハードルが高いことが原因ではないかと推察されました。

・投資に取り組んでいない理由
知識がない:75.5%
怖い:48.3%
お金がない:36.4%
面倒くさい:20.3%
あまりお金が増えないと思っている:14.7%
その他:2.8%

投資に取り組んでいない理由としては、「知識がない」からが75.5%と圧倒的多数を占め、次いで「怖い」も48.3%にのぼりました。失敗が怖い、難しそうといったイメージが先行し、投資による資産形成・資産運用を遠ざけている人が多いようです。

しかし、知識がないゆえに怖いという感情が生まれやすいとも考えられることから、こうした理由で投資を行っていない層については、知識が浸透していけば行動に変化がみられる可能性があるでしょう。

なお、3位は投資に回す余裕資金、元手となる「お金がない」とする人の36.4%、4位は「面倒くさい」の20.3%でした。

・投資によるこれまでの収益
全体平均:+35万円

これまでの投資の収益結果を尋ねたところ、平均は35万円のプラスとなっていました。平均金融資産額が550万円であったため、これをもとに計算すると、約6%の利益が出ていることとなります。ちなみに回答者で大きな損失を被った人では、FXで300万円のマイナスになったケースが最大でした。

・お金を増やすために取り組んだこと
貯金:82.2%
ポイ活:64.1%
節約:60.2%
副業:52.3%
家計簿をつける:48.0%
投資:39.5%
節税:34.2%
保険の見直し:23.0%
転職:15.1%
出世や待遇アップ:14.8%
家賃の見直し:6.3%
その他:2.6%

お金を増やすために取り組んだことのあるものでは、「貯金」が82.2%で最も多く、次いで「ポイ活」の64.1%、3位は「節約」の60.2%でした。貯金や節約など、支出を減らすことで手持ち資金を増やすことに努める人が多くみられます。また、手軽にお得を得られるポイ活も人気でした。

「投資」によって積極的に収入増を目指す向きも39.5%にみられています。

・お金の増やし方で効果が高かったと思うもの
貯金:33.9%
節約:28.0%
ポイ活:27.3%
副業:27.3%
投資:24.3%
家計簿をつける:22.0%
節税:16.8%
保険の見直し:11.2%
転職:9.2%
出世や待遇アップ:7.2%
家賃の見直し:3.9%
その他:4.9%

お金の増やし方で実際に効果が高かったと思うものを挙げてもらうと、トップが「貯金」の33.9%、2位が「節約」の28.0%となるなど、やはり取り組んだことと似た順になりました。どれもこまめに取り組めば、一定以上の効果が出る方法であるため、取り組んだ経験のある人の一定数が効果を実感し、回答したと考えられます。「投資」は1つ順位を上げ、5位の24.3%でした。

・投資やお金の情報源
検索:46.4%
YouTube:38.2%
ニュースサイト:23.0%
Instagram:21.1%
Twitter:20.4%
新聞:12.8%
雑誌:10.5%
メルマガ:3.6%
Facebook:1.3%
TikTok:0.3%
その他:16.8%

投資やお金の情報をどこから得ているか尋ねた結果では、「検索」がトップの46.4%、2位が「YouTube」の38.2%でした。3位は「ニュースサイト」の23.0%です。以下、InstagramやTwitterも2割超で続き、上位にランクインしました。

時間や場所を問わず利用できるオンライン系がトップ5を独占し、検索やニュースサイトのようなWebサイト系と、YouTubeなどのSNS系が同程度に大きな影響力を持っていることが明らかとなりました。昨今、タイムリーな話題・知識をSNSで積極的に発信する人も多くなっており、必要な知識は本人次第でどこからでも得やすくなっているといえるでしょう。

従来型のメディアである「新聞」や「雑誌」といった紙媒体を活用している人は1割程度にとどまり、かなり少なくなっていました。

あふれる情報の中で、間違った内容や偏った内容のものを避け、適確に、自身にとって役立つ情報を選別する目を養うことが非常に重要であり、不可欠ですが、知識や情報にアクセスしやすい環境は整ってきているようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社UOCCによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000070676.html

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