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【pickupニュース】約4人に1人は貯金100万円未満でマイホームを購入!

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GOENが地方在住者の住まいに関する調査を実施
「おうちの買い方相談室グループ」を運営するGOEN株式会社は20日、「地方在住者の生活・住居に関する調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。地価の安さや広さなどから、比較的戸建てを建てる人が多い地方圏で、マイホーム購入がどのように行われているのか、実態をみることができます。

この調査は、2020年7月7日~7月8日の期間、首都圏や大阪、博多、名古屋といった大都市以外の地方に在住する20代~30代の既婚男女を対象に、インターネット・アンケート方式で行われ、1,040人から有効回答を得たものです。なお、モニター提供はゼネラルリサーチからなされました。

・現在の住まい
持ち家:55.0%
賃貸・実家:45.0%

・世帯年収
300万円未満:9.5%
300万~400万円未満:14.1%
400万~500万円未満:18.0%
500万~600万円未満:21.1%
600万~700万円未満:13.7%
700万~800万円未満:9.4%
800万~900万円未満:6.0%
900万~1,000万円未満:3.7%
1,000万円以上:4.5%

まず、全員に現在の住まいを訪ねたところ、「持ち家」が55.0%、「賃貸・実家」が45.0%でした。10ポイント分、「持ち家」が上回っています。

世帯年収は最多層が「500万~600万円未満」の21.1%で、次いで「400万~500万円未満」の18.0%、「300万~400万円未満」の14.1%となりました。500万円前後がボリュームゾーンとなっています。

・マイホーム購入時の総額
3,000万円未満:45.9%
3,000万~3,500万円未満:22.2%
3,500万~4,000万円未満:13.4%
4,000万~4,500万円未満:8.4%
4,500万~5,000万円未満:5.3%
5,000万~5,500万円未満:1.8%
5,500万~6,000万円未満:1.6%
6,000万円以上:1.4%

現在の住まいが「持ち家」である人に、そのマイホームを購入した際の総額がいくらか尋ねたところ、「3,000万円未満」が45.9%で圧倒的に多く、半数に迫る状況でした。次いで「3,000万~3,500万円未満」の22.2%、「3,500万~4,000万円未満」の13.4%と続いており、8割以上が4,000万円未満のマイホームを購入しています。

5,000万円を超えるものになると、各クラス1%台になり、合計でも5%未満と少数でした。

・マイホーム購入時点での貯金額
100万円未満:24.2%
100万~300万円未満:22.1%
300万~500万円未満:21.9%
500万~700万円未満:13.5%
700万~1,000万円未満:6.8%
1,000万~1,500万円未満:4.9%
1,500万円以上:6.6%

持ち家居住者に、マイホーム購入時点でどのくらい貯金があったか尋ねた結果では、「100万円未満」が24.2%と最も多く、次いで「100万~300万円未満」の22.1%、「300万~500万円未満」の21.9%となっていました。100万円未満の貯金額でマイホーム購入に踏み切った人が、約4人に1人という数字は意外に多いと感じられるのではないでしょうか。

「1,500万円以上」という人も6.6%みられましたが、8割超は700万円未満、7割近くが500万円未満と、イメージされるより少なめの貯金額であることが分かります。

・住宅ローンの返済期間
10年以下:12.8%
11年~15年:2.5%
16年~20年:5.5%
21年~25年:5.3%
26年~30年:7.3%
30年~35年:61.6%
36年~40年:4.1%
41年以上:0.9%

持ち家居住者に、住宅ローンを何年で組んだか尋ねたところ、「30年~35年」が61.6%で圧倒的に多くなっていました。「フラット35」などを利用し、長期的な返済計画でマイホームを購入しているようです。

これに次いで多かったのは「10年以下」の12.8%で、こちらは比較的早めに完済し、将来をゆとりあるものにしたい考えが強い層なのかもしれません。なお「41年以上」は0.9%と1%未満でした。

・マイホーム購入における親からの資金援助
援助は受けていない:59.6%
購入金額の1割未満程度:17.3%
購入金額の1割~3割程度:15.3%
購入金額の4割~6割程度:4.8%
購入金額の7割~9割程度:0.3%
購入金額の全額:2.7%

マイホームの購入を決めた際、親から資金援助を受ける場合もあります。ご祝儀や資産譲渡など、どの程度援助を受けたか尋ねた結果では、「援助は受けていない」とした人が59.6%と最も多く、約6割にのぼっていました。

2位は「購入金額の1割未満程度」で17.3%、3位に「1割~3割程度」が15.3%で続きます。中には「購入金額の全額」という人も2.7%でみられましたが、あまり資金援助は受けていないことが分かりました。

援助を受ける場合、金額によっては贈与税がかかったり、非課税申告が必要になったりすることも影響している可能性が考えられています。

マイホーム購入、重視ポイントは意外にも駐車場!
・マイホームを購入したい年代
20代前半:0.9%
20代後半:6.4%
30代前半:21.4%
30代後半:19.7%
40台前半:6.0%
40代後半:1.1%
50歳以上:0.9%
まだ考えていない:43.6%

現在、賃貸または実家に住んでいる人に、何歳くらいでマイホームを購入したいと考えているか尋ねたところ、「まだ考えていない」人が43.6%で圧倒的に多く、あまり実感をもってとらえられていない様子がうかがわれました。

具体的な回答では「30代前半」が21.4%で最多となり、次いで「30代後半」の19.7%となっています。30歳で購入し、35年のローンを組めば、完済は65歳になることから考えても、やはり30代での購入が望まれるところなのではないでしょうか。

・マイホーム購入の予算イメージ
3,000万円未満:48.7%
3,000万~3,500万円未満:25.4%
3,500万~4,000万円未満:12.6%
4,000万~4,500万円未満:7.9%
4,500万~5,000万円未満:2.1%
5,000万~5,500万円未満:2.4%
5,500万~6,000万円未満:0.3%
6,000万円以上:0.6%

マイホームを購入するとして、どのくらいの予算イメージをもっているか答えてもらった結果では、「3,000万円未満」が48.7%で最も多く、以下「3,000万~3,500万円未満」の25.4%、「3,500万~4,000万円未満」の12.6%、「4,000万~4,500万円未満」の7.9%などとなりました。

先の問いでみた、すでにマイホームを取得して持ち家居住となっている人の購入時総額も、ほぼ同様の分布結果になっていたことからみても、予算イメージと実態のずれはさほどないと考えられます。

・マイホーム購入時に重視する点
駐車場付き:60.4%
日当たりの良さ:53.0%
治安の良さ:46.5%
部屋の数:45.9%
周辺施設:43.0%
値段の安さ:40.4%
土地の広さ:38.6%
デザインの良さ:34.0%
駅近:18.1%
自然の豊かさ:16.6%
その他:2.5%

マイホーム購入時に重視する点を複数回答可で全員に選択してもらったところ、「駐車場付き」が60.4%で最も多くなりました。やや意外にも思われますが、地方では生活の足として車が欠かせないケースも多いため、このような結果になったとみられます。

2位は「日当たりの良さ」の53.0%、3位が「治安の良さ」で46.5%、4位に「部屋の数」の45.9%、5位「周辺施設」の43.0%となっています。都心部のニーズとは異なり、「駅近」を求める人は18.1%と、やや少なめでした。

・マイホーム購入時の相談相手
家選びの専門家:70.6%
両親:47.1%
友人・知人:26.9%
会社の先輩・同僚:12.6%
近隣住民:3.8%
その他:3.1%

マイホームを購入するにあたり、相談すべきだと思う相手を複数回答可で答えてもらうと、「家選びの専門家」が70.6%で最も多く、2位が「両親」の47.1%、3位に「友人・知人」の26.9%となりました。

専門家への相談は、全体の76.8%が必要と考えており、不動産という専門知識が求められる領域での、人生を左右する大きな買い物の決断であることから、サポートを求める向きが強いものとみられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GOEN株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057383.html

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